家族を愛するサラリーマン 兼 社会保険労務士の手帖

サラリーマン 兼 社会保険労務士 / 2つの難病(PSC&UC)&肝移植 / 妻と子の3人暮らし / 家族で散歩が趣味

昨日も、今日も、明日も...リハビリっ!!

手術後から痺れてしまってる右手のリハビリを、毎日毎日続けています。

僕は右利きです。
当然、右手を使えないと生活のいろんなところで支障があります。

リハビリのトレーニングはこれ↓プラス、PCのキーボードを打つ練習です。

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あとはお箸を使う、歯ブラシを使う、ボタンを締めるといった日常の動作を右手でやること。

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術後覚醒して、すぐに先生たちに取り囲まれ、「どこか痛い、つらい、苦しいところは?」と聞かれ、「...右手が、右ひじが、すごく、痛いです。。」と、こたえたのを覚えています。

先生たちは「手術中の圧迫かな??」という感じ。

その次の日、看護師さんに体を拭いてもらっている時に、看護師さんが右ひじの内側が真っ黒に内出血していることに気づき、僕も自分の目で見てすごく驚きました。
と同時に、ショックでした。

右手の指、特に親指は自分の意思でまったく動かなくなっていました。
親指から中指の3本は、触られてる事も分からなくなっていました。

真っ黒の右ひじを見て、ICUに来てくれた妻も家族も、とても心配したと思います。

術後1週間ほどは、痛みで右手が触れなくて夜も眠れないほどで(右手と右ひじが痛すぎて、手術の傷の痛みをまったく感じないほど)、お箸、ボールペン、歯ブラシ、まったく右手を使えませんでした。

痺れた右手を無理に使おうというのは、例えて言うと、限界まで正座をして、足が完全に痺れた状態でサッカーの試合キックオフ、という感じです。

でも、ICUで眠れない夜、思い切って左手で右手を無理やり動かそうとしてみると、次の日の朝、本当に本当に少しだけ前日より動くようになっている事に気付きました!

当然、右手を触るだけで痛いので、痛みに堪えながら、左手で右手を開いたり閉じたり、何度も何度も、夜中から明け方まで。

今日頑張れば、その分次の日は進歩してる、成長できる、そして「手が動くっ!!」ということが、こんなにも頑張る勇気になるんだということを知りました。

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そして、今日もノートに自分の名前と住所と電話番号を、何度も何度も書く!!

そしてハンドグリップを、1日右手500回、左手1000回を目標に、暇さえあれば、何回も何回も握り続ける。

指がつってしまっても、少し休んで、マッサージすれば大丈夫!!

術後数日で右手の握力を測定した時は、握力3まで落ちた握力が、今週は25まで上がって来ました。

まだ指の感覚は戻りませんが、それは今、頑張らない理由には全然ならない。

ただひたすらリハビリするだけ!
ただ、「今ここ」を一生懸命生きるだけ!

この、「今ここ」を一生懸命生きるっていうのは、ある本から学んだ考え方です。

その考え方は、僕の今までの人生の中で1番大事な考え方との出会いで、それを語り出すといくらでも話が続くので、また、おいおいブログで書きたいと思います。