家族を愛するサラリーマン 兼 社会保険労務士の手帖

サラリーマン 兼 社会保険労務士 / 2つの難病(PSC&UC)&肝移植 / 妻と子の3人暮らし / 家族で散歩が趣味

今日で2015年11月が終わります。

今日は2015年11月30日です。

あと数時間で12月になります。
2015年最後の1カ月間が始まります。

2015年は...僕や妻、家族にとっては本当にいろいろあった1年でした。

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今日の朝、担当の先生が病室に来て、先週受けた造影CTの検査結果を教えてもらいました。

移植された肝臓は、移植後すぐの大きさからほぼ2倍近くまで大きくなり、術後息が苦しかった原因の胸水も、ほとんど無くなっているそうです。

手術前にも、移植後に肝臓は大きくなると聞いていましたが、実際に自分の体の中で妻からもらった肝臓が大きくなり、そのスピードには驚くばかりです。
何と言ったら良いか、本当に人間の体のパワーはすごいです!

毎朝の採血検査の結果も、毎日徐々に良くなっているということでした。

体のむくみも少しづつとれ、今の体重は57kg〜58kg(1日の中で体重を測る時間で1.5kgほど変動します)まで下がりました。

ちなみにオシッコは毎日12時間で3000㎖以上も出ています。
1日では5000㎖ほどです!
なので、トイレに行く回数がとても頻回です。。。

僕自身が感じる体調も日々安定していていて、外に排出している腹水も徐々にですが減ってきています。

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去年の年末年始は、今とは別の大学病院に入院して、内科(消化器内科)で原発性硬化性胆管炎の治療を受けていました。
潰瘍性大腸炎の治療のステロイドも服用していました。

内視鏡の治療はあまりに何度も受けたので正確な回数は覚えていませんが、口から内視鏡を入れて胆管にステントやENBDチューブを置くERCPという治療は、おそらく40回近くは受けたと思います。

鼻からENBDチューブを出して過ごした期間も、通算すると6カ月間以上はあると思います。
今年の夏は4〜5回入れ替えましたが、3カ月間ずっと鼻からチューブが出た状態で過ごしました。

本格的に肝臓移植に向けて考えようと妻と決めたのは、去年の年末年始の期間です。

去年の僕と妻に、もう1年後には移植手術を受け終わっていると伝えたら、どんなに驚くでしょうか。

去年の年末年始に入院していた大学病院の先生は、移植に向けて進めたいので別の病院への紹介状を書いて欲しいとお願いすると、すぐに快く各種検査のデータ添えて紹介状を書いて下さいました。

さらに、何も遠慮することなく、いつでもこの病院に戻ってきて良いとも言って下さいました。

僕が総胆管結石だと分からず我慢を続けた結果、膵炎を起こして地下鉄の駅で動けなくなった時に、病院で迅速に内視鏡治療をして下さった先生です。

思い返してみると、この先生にはどんなにお世話になったか...

体調が落ち着いて退院できたら、お礼のお手紙を書こう!と思います。