家族を愛するサラリーマン 兼 社会保険労務士の手帖

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生体肝移植手術後、3カ月間経過です!

今日は2016年1月31日。2016年最初の1カ月最後の日です。

 

昨年、妻からの生体部分肝移植を受けたのが10月28日だったので、1月28日で手術を受けてから3カ月間が過ぎたことになります。

 

今は毎週通院をしながら、妻と2人でのんびりと過ごす毎日です。

 

こんなにゆっくりとした日々を過ごしていると、3カ月前には12時間近くかかった手術を受けて、体中が何本ものチューブで繋がれ、自力でベッドから体を起こすことができない状態からスタートしたことが、遠い昔の出来事にように思えてしまいます。

 

今は体重は60キロまで戻り、日常生活をする体力もほぼ戻って来ました。

ただ、まだ長い時間外出をしていると、家に帰って来た時にはどっと疲れてしまいます。

 

手術を受ける前から始めた資格試験の学習も再スタートして、毎日の目標を決めてせっせと学習に励んでいます。

 

手術後に母と妻に手続きをしてもらった、身体障害者手帳も受け取ることができました。本当に、どうもありがとう!

 

現在は生体部分肝移植を受けた患者は、身体障害者手帳の交付の対象になります。

身体障害者手帳を持っていると様々な補助制度を利用することができます。

国民年金や厚生年金とは別の制度なので、手帳を受け取る=障害(厚生)年金を受ける訳ではありません。)

 

自力でできることを増やして、また自分の力で仕事ができるようになるまで、少しずつ少しずつ、進んでいこう!!と思います。

 

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3カ月間が過ぎたということで、移植手術を受ける前に病院からもらったパンフレット「肝移植のまえに」を、少し読み直してみました。

 

手術後に起こるかもしれない合併症を見直していると、

普通の手術と違い、入院中に死亡する可能性が5%程度あることに留意してください。

という一文を読み、はっとしました。

僕と家族がこの3カ月間で乗り越えてきたものの大きさを思い出し、毎日生きていることに感謝しよう!と、また思いを強くしました。

 

術後3カ月後あたりで気をつけないといけないのは...やはり「感染症」です!

免疫抑制剤をたくさん服用している影響で、普通の人では感染しないものに簡単に感染してしまいます。「日和見感染」と呼ぶようです。

 

<<感染症の種類>>

・真菌性(カビ)(アスペルギルス症、クリプトコッカス症、カリニ肺炎)

・ウイルス性(サイトメガロウイルスEBウイルス

結核

 

感染症の種類は上の通りで、いずれもうがい・手洗い、マスク着用、ホコリの多い場所や人混みを避けること等で防ぐことができるので、しっかり!と予防していこうと思います。